ADHD片づけられない女が(無謀にも)参考にした《なんにもない》お部屋
さて、こんまり流お片づけで、夢のきれい部屋に一瞬だけ近づいた私でした。
きれいな部屋をキープすることには、大敗したものの、確かに掴んだ
感覚がありました。それは、
ADHDにとってモノの多さは大敵だ!ということです。
これは、数々のお片づけに失敗してきた、ADHD繋がりの
Twitterのフォロワーさんも同じことをおっしゃっていました。
とにかく、モノを捨てろ!話はそれからだ。的な。
なので、モノを捨てる癖だけは、身につけたのです。
これは、大きな大きな第一歩。モノへの執着心をなくせるということは、
きれいな部屋に近づくだけでなく、「身軽に生きる」過去と未来に
囚われずに生きるという、生き方に繋がる気がします。
まあ、部屋を片づけられなかった奴が何を言ってるんだって感じですが。
そんな流れで、出会った私の(無謀な)理想の部屋がこちら!
なんにもないぶろぐ を書いてらっしゃる、ゆるりまいさんのお宅です。
ほんとうに「なんにもない」!
MERYの特集がわかりやすかったので参考までに。
なんにもない"ゆるりまいさん"のお家がショーゲキでした。|MERY [メリー]
すごいです!“捨て変態”!もう師匠と呼ばせていただきたい!
ここまで捨てることができたら気持ち良いだろうなぁと思い、
ブログや本を眺めてはうっとりしております。
ここまでモノを減らせたら、ADHDでも散らからないんじゃないかと
思っているのですが、どなたかやってみた方はおられませぬか!?
私は、減らしつつあるものの、まだまだこの域には。
これは、単に私の趣味に合うというだけでなく、
表に出ているものを極力しまう
柄物、キャラものを極力排除する
色味を合わせる
という3つのルールは、視覚情報に注意力を逸らされてしまう
ADHDタイプには最適と言えます。
何かをしようと思っても、次々と視界に入るものが
気になってしまい、今やるべきことを後回しにしてしまい、
ついつい自分が気になった順に手をつけてしまい、
結局何も終わらない。そんなことが日常茶飯事のみなさん!
どうでしょうか?この3つを実践する前に、必ず通る道が、
持ち物を極力少なくする=捨てるというわけです。
じつは、ゆるりまいさん自身、元汚部屋の住人なんです。
といっても、ご本人はADHDタイプではなさそうです。
どうやらお母さん、お祖母さんがものを捨てられないタイプであったそうで、
家にはものが溢れかえっていたそうです。
そんな彼女の転機になったのが、東日本大震災です。
ものが多い部屋の危険性を身を持って体験し、それから必要最低限で
本当に気に入っているものだけと暮らす生活を始められました。
なるほど、部屋が汚いということのデメリットには、自然災害時の
危険という面もあるんですね。これには気づいていませんでした。
いざという時、どこに何があるかわからない、逃げ場がないということは
避難が遅れ命に関わることも想定できます。これは、心に刺さりました。
前回にも書いたように、「使ったものを戻す」ことは困難なので、
(“今、その瞬間”にしか興味が向かないので“後のため”には動けないらしい)
つねに完璧なきれいをキープすることは諦めています。ですが、
時間に余裕ができた時、一歩下がって冷静に自分の部屋を見れる時には、
安全性、快適性も考えられるようになれたらいいなぁと思います。
なかなか難しいですがね…(悩)
わたしのウチには、なんにもない。 「物を捨てたい病」を発症し、今現在に至ります
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