幼少期のこと ーおとなしくて目立たない女の子ー
私は、ADHDでも不注意優勢(ADD)の傾向が比較的強いです。
なので、こども時代も、授業中に立ち歩いたり、突発的に喧嘩をしたり
ということはありませんでした。
しいて言えば、机の下で足をブラブラさせたり、ボールペンをカチカチさせたり、
というくらいです。テレビ等でよく取り上げられるのは、
どちらかといえば男の子に多い「衝動性」が強いタイプですね。
私も20代半ばまでは、ADHDといえばこのタイプだと思い込んでいたので
自分とは全く縁のないものだと思っていました。
病院でADHDの初診を受けるときに、幼少期の出来事や過ごし方を聞かれます。
なぜならADHDは先天的なもので、途中から突然なるということはないから。
自分の幼少期で思い当たることと言えば
⬛︎授業や先生の話の途中で、ぼーっと違うことを考えてて注意される
⬛︎教科書や資料集を自分のペースでどんどん先に読んでしまい、
ハッと気づくと授業全然聞いてなかった
⬛︎机の奥やランドセルの中で、お便りが、グシャッとなって発見される
⬛︎家の自分の机の上は常に散らかっている
(部屋は家族で共有だったのでセーフ)
こんなところでしょうか。
ちなみに、お勉強はよくできていました。
テストはクイズ感覚で楽しいものだと思っていました。ただ、今思い返すと
この頃から、見直しは全くできなかったので、うっかりミスは多かったです。
どうでしょうか。
この時点だと、ほぼ、問題に感じるところはないんですよね。
どの行動も、小学生のうちはそんなもんかな、とか
そのうちできるようになるでしょう、とか思える範囲ではないでしょうか?
今、タイムマシンで幼少期に戻っても、これをADHDだと見抜けというのは
無理だと思います。
なぜなら、私は「愛着障害」という特性ももっており、自分のうまくいかない部分は
何としても隠す事に全力を尽くしていたので。
愛着障害の話はまた別のエントリで書きます。
→中学生・高校生時代に続きます
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