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アラサー女の 成人ADHD記録〜ストラテラ飲んで仕事します〜

アラサー女、成人のADHDだけど、ストラテラの力を借りて、わりと楽しく生きてます。

【関連書籍】「大人のADHD」のための段取り力 段取り力をつけるための5つの課題とは…

 

前回の続きです。ADHDの大敵である段取り力への対策を取り上げている本についてレビューします。

「大人のADHD」のための段取り力 (健康ライブラリー)

「大人のADHD」のための段取り力 (健康ライブラリー)

 

ADHDが段取りが苦手なのは、目の前のことしか見えておらず、場当たり的な行動を取ってしまうから、と書かれています。では、どうすればいいのかと言うと、視野を広く持ち、先を見据えて、一つ一つの作業を点ではなく、つながりとして捉えるべし、と書かれています。

 

これは、自分の生活に当てはめると、「遅刻」は、前日早く寝ることや、夜のうちに持ち物を揃えておくことと繋がるし、会議でアイディアを承認されたいんだったら、いつまでに資料をつくればいいのか、誰に事前に共有しておけばいいのか、など、やるべきことと、やるべき時が見えてきます。こうやって書くと当然なんだけど、確かに、自分はどれも出来ていません…。「遅刻」は、その瞬間ヤバい!と思っても、早く起きればよかったと後悔するだけで、翌日も繰り返します。会議もいつも「あれ?」となるのは、会議が始まってから。その場ではマズイと思うけど、数時間後にはもう忘れていて、翌週も同じことの繰り返し。ああ、書き出すとやっぱりだらしがない人にしか見えないな…。

 

で、段取り力をつけるために必要になるのが5つの課題です。

  1. 時間の管理
  2. ものの管理
  3. プランニング
  4. 記憶の補強
  5. (気持ちの)持続力

この5つを「自分はここが弱いんだ」と意識して作業すると、多くのトラブルが防げるようになると言います。日頃の自分の仕事と生活をこの視点で振り返ってみると…

 

 

 

「時間の管理」は、出来なさには自信があります!(どやぁ)
なんでか、いつも間に合わない。早く起きていても遅刻するし、待ち合わせまでの時間つぶしをしていたはずなのに、遅刻するし。決して、時間を守らなくても平気というわけではないんです。遅刻をするたびに恥ずかしくて死にたくなるし、後悔もするし。それでも遅刻するのがADHDの悲しき特性です。本によると、どうやら自分は「そこに至るまでの時間」を認識する能力が弱いみたいです。「この時間までに行く」というゴールの時間は認識していても、それまでに何にどのくらいの時間がかかるのかを見落としています。あと、余裕を持たせるのを忘れがちです。例えば、電車の発車時間は覚えていても、そこに至るまでのバスの待ち時間や、信号等でのロス、改札からホームまでの時間を、たまにゼロに設定していることがあって自分でもビックリします。頭の中のイメージでは、どこでもドアなんですよね…。だから、エレベーターを待つ十数秒だけでめっちゃ焦ります。こんなところで時間がかかるとは想定できていなかったから。と、いうことで、対策としては定番だけど、かかる時間の見積もりをすることと、それに余裕を持たせておくことを必須とする…と。

 

「ものの管理」これは、過去にこんまりさんの「人生がときめく片づけの魔法」に出会って、持ち物を大幅に減らすことに成功しているので、わりと大丈夫。散らかすことはあるけど、量が少ないので、把握できているし、その気になったら片付けられる量なんです。あまり、「その気」がやってこないのが残念なとこですが。

 

「プランニング」は、何をどの順番でするか、効率を考え計画すること。うん、苦手だ!でも、少しずつ改善中です。時間の枠を可視化して意識することは、「アクションプランナー(参照)」でクセになりつつあるし、今更になって、「何度もやる作業は覚書をつくっておけばいいんじゃね?」ってことに気づきました。今までは「あ〜、これ前もやった気がするけど忘れちゃった〜。あれ?前は出来たのになぁ…」というのを何回でも繰り返していました。あとでやるかもしれない作業は、あとでやるときもっと簡単にできるように、ちょっと工夫をしておくだけで、次の作業が格段に楽になる、ということに気づきました。うん、社会人何年やってるんだよって話ですよ…。

 

「記憶の補強」は、短期記憶(ワーキングメモリ)の小ささを自覚し、とにかく書く!これは、出来たり出来なかったり。メモを取る習慣はあるのですが、話を聞きながらのメモがとにかく苦手なので、会議で出された宿題は忘れがちです。こういう時は自分のデスクに戻ったら少しでもマシなうちに書く。そうすると少しずつ場面を脳内再生して思い出し書きできます。

 

「(気持ちの)持続力」は、周囲の誘惑を立ち切れれば…!スマホゲームやネットサーフィン、一番の敵はTwitterです。どんどん情報が流れてくるタイムラインは、ADHDの脳が大好きな刺激でいっぱいじゃないですか…!あとは、眠気が敵ですね。これは、少し前から飲み始めたコンサータに期待しています。眠気がきたらとにかく体を動かして一度休憩を入れるようにしてます。

 

こうして書き出してみると、段取り力への課題の中で、自分が圧倒的にできないのは「時間の管理」。ほかは、なんとか工夫をすればマシになりつつあるということがわかります。スマホのアラームとかをもっと上手く使ったら改善できるかなぁ。でも、こういう制限時間を課すやり方って、時限爆弾を抱えてるみたいで、ドキドキしちゃって、落ち着かなくてちょっと苦手なんです…。かえって集中できない…。

 

アマゾンのレビューで「普通の人でもやってること、やるべきことじゃん」というご意見があります。確かにそうなんだけど、普通の人は、「より効率的にやるために」これらの方法を取り入れるけど、ADHDの私の場合、これを読んで「あ、自分の失敗もこれが原因だ!」って初めて気づき意識し、これらを全部やってようやく社会人としてのスタートラインに立てるような気がします。というか、ADHDの人だと、ここまで理解してわかっていても出来ないってのがいくつかあるんじゃないかな?自分は、時間の管理が攻略できる気がしないです…。そういうところをカバーするのが投薬療法なのかなと思っています。ADHDって括っても、できることできないことは、人それぞれ違うので、方法がわかればできるようになること(自分の場合はものの管理)もあれば、「うん、どんなに頑張っても無理だ!」というところもあるでしょう。そういう部分は人の力を借りたり、そういうのが求められない環境に身を置くようにしたりするのかな。

 

ただ生活する、それにもスキルの習得を求められるって、わかっちゃいたけど、大変だよね…。本の中には、仕事編と家事編に分かれて、それぞれ段取り力をレベルアップさせるための工夫がたくさん掲載されています。大きな本屋さんや図書館にはあると思うので、ぜひチェックしてみてくださいね。