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アラサー女の 成人ADHD記録〜ストラテラ飲んで仕事します〜

アラサー女、成人のADHDだけど、ストラテラの力を借りて、わりと楽しく生きてます。

あなたの「段取り力」は、料理番組のメモ書きで測ることができます。

最近、ADHD関連の本って、月イチくらいのペースで出てるんちゃうの?ってくらい新しいのが出ますね〜。少し前までは、表紙変えただけみたいな、内容があまりない本が多かった印象なのですが、最近は、細分化してきた感じですね。前回、女性のADHDに特化した本のレビューを書いたのですが、今回レビューを書きたいのは、「段取り力」という、実生活で即役立てることができる技に特化した本です。

 

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「大人のADHD」のための段取り力 (健康ライブラリー) 著者は、安定の司馬理英子先生です。成人ADHD当事者の中では、もう“安定の”として扱われています(笑)

 

「段取り力」それは、仕事をする上で最も必要な力といっても過言ではないでしょう。先を見越して計画を立て、時間をうまくコントロールして、順序良く余裕を持って進める。はい、私に最も足りないものでございます。

 

段取り力ってどんな能力だと思いますか?私は、「ああ、これが段取り力なのか!」と印象に残っているテレビ番組のシーンがあります。数年前の雑学バラエティで、出演している数人のタレントに、紙と鉛筆を渡し、料理番組を見せます。タレントは各自、番組を見ながらメモを取るのですが、そのメモの書き方で、段取り力を計ることができます。その中で、段取り力が圧倒的に高かったのが、東大出身の女優であり、ニュースの司会も務める菊川怜さんです。

 

 

 

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料理の手順というのは、「材料」があって出来上がる「料理」があるわけですが、その中で、何をどの順番でどうするのか、それをどう伝えたら一番スムーズに進むのかを的確に把握し再現することが必要になります。私はこの力がないんだ!と思いました。同じことを自分がやろうとすると、材料はなんとか書き取れて、どんな料理ができるのかは書けるけど、その間の「何を」「どうする」の部分が、「え?」「あ、ちょっと…」とオロオロしている間に全て通り過ぎてしまって、何も書き留められないです。番組が終わった時に思い出して書こうとしても、その記憶には限界があり、かすかな記憶頼りでは、再現なんて全く出来ないんです。菊川さんのメモは、文字量はそんなに多くないのに、何度も推敲したかのように、シンプルでわかりやすいメモでした。彼女のメモには、私のメモにはない「何を」「どうする」がちゃんと書かれていました。脳内でわずかな時間で整理して組み立てているんですね。なにそのマジック…いや、これが段取り力。

 

会社勤めの人の場合、「仕事」も、この「料理」が長期間になって複数人が関わるものに変わっただけと捉えることができます。「材料」=「与えられた課題」、「料理」=「成果」ですよね。これを、どの順番でどうするか、それがイメージできないから、手をつけられない(先延ばし)、結果、締め切り間際に慌ててミスが多発し、間に合わないことになってしまうんですね。

 

私の場合、すっっっっごく時間をかければ、仕事をこなせるのですが、とにかく要領が悪いです。同じミスを何回も繰り返して、あれ、なんでさっき直さなかったの、みたいな周囲から見てて残念すぎる行動をたくさんしている気がします。今の所「しっかりしている人」に見られているので、バレてないつもりですが、公開したら「え?お前、1日いてこれだけしか進んでないの!?」と、評価下がるのは間違いない。

 

「段取り力」のエピソードだけで長くなってきたので、本の紹介自体は次回に書きます。段取り力ある人には、仕事ってどんな風に見えているんだろうなぁ…。脳の中身を一度交換してみたいわぁ…。たぶん、互いにビックリ。