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アラサー女の 成人ADHD記録〜ストラテラ飲んで仕事します〜

アラサー女、成人のADHDだけど、ストラテラの力を借りて、わりと楽しく生きてます。

男性とは違う「女性のADHD」同性に嫌われるのもADHDの衝動性や不注意が原因?

ADHD ADHD-書籍

先日の本紹介と同じタイミングで見つけた2冊目の良書をご紹介します。

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女性のADHD (健康ライブラリーイラスト版)

 

ADHD関連本が、ついに細分化してきましたね。確かに、他の多くの本に掲載されているADHDの人の児童期の特徴紹介だと、授業中じっとしていられないとか、怪我が多いとか、いわゆるジャイアンタイプの方が先に紹介されていたり、ボリュームが多かったりします。なので、女性に限定した場合、どんな内容になっているのか興味津々で読み始めました。

 

なかでも、「あああっ!?」となったのが「気配りができず、同性に嫌われる」という事例。これについてしっかり取り上げている本って今までなかったかも?
自分にも覚えがあります。中学校の時、いじめにあっていたのですが、原因は、女子特有の「群れ」がどうしても苦手だったから、なんです。

 

 

 

あの年齢の女子の「トイレついてきて〜」が、なんかイヤで。だって、用を足すのは自分じゃん?トイレ、すぐそこじゃん?なんでついて行く必要があるの??でも、他の子はみんな仲良しグループで連れ立ってトイレに行くんですよね。自分にも仲のいい子はそれなりにいたけど、一緖にトイレだけは必要性がよく分からなくて、一人でさっさと行ったり、誘われても断ったりしてました。他にも、バッグに安全ピンをつけるのが流行ったり、ジャージの裾を切るのが流行ったりと、あるグループの子が始めるとみんなぞろぞろと真似をする謎の現象がよく分からなかったです。で、分からないでやめとけばいいんですけど、つい口に出しちゃったんですよね。「それ、へんじゃない?」とか「それ、意味あるの?」とか。そのうちに、ムカつくやつ認定されて、靴に画鋲入れられたり、バッグをどぶに落とされたりするようになりました。今思えば、思うのはいいけど、わざわざ言うな、なんですけど。そこは、衝動性がね…。その瞬間は自分が言ってスッキリしたくてたまらないんですよね。

 

「女性の敵は女性」って本当にそうで、男性より女性の方が「こうあるべき」「和を乱すな」に厳しいですよね。その穴にまんまとハマりましたよ…。ADHDの特性は、古き良き理想の女性像の反対をいきますからね。片付けられない、時間を守れない、身綺麗でいられない、気分の変動が激しい。同じタイプで群れる女子の習性からすると、異質になってしまうのかもしれないですね。旅行に行ったりしても、自分で見たいところに行きたいから、現地で別行動提案した時にもドン引かれたなぁ。「なに食べる〜?なに食べる〜?」のお店なかなか決められないあれも、イラッとする。最近は少し学習してきたので、思っても口には出さないでいられるようになりました。でも顔には出てしまうのが残念。

 

今も友人の数は少ないし、基本的に2人か3人でしか出かけたり食事に行ったりしないです。会社でも、THE・女子なグループからは遥か遠いところにいます。飲み会では、「お前、本当に女子力ねえなぁ」なんてからかわれたりします、気配りができなさすぎて。こんな部分にもADHDが関係してるとは考えたことがなかったなぁ。性格的なもんかと思ってました。

 

なんでこんなに、女性のADHDの特性が気になったかと言うと、最近ツイッター上で、身なりの気にしなさもADHD特性かもという話をフォロワーさんから教えていただきまして。私、ファッションに関して興味がほとんどないのです。夏は涼しく、冬は暖かく、臭わない程度に清潔であれば良い。という程度で。なので、世の女性がバーゲンの時期を楽しみにしたり、ファッション誌を読んで流行を取り入れるという感覚が全く分からないのです。たま〜に、スイッチが入れば、買い物楽しい!ってなる時もありますが、1年に1回あるかないか程度。女性特有の細やかさにはこういうあたりも含まれるのかもなぁなんて思いました。

 

そんなタイミングだったので、ADHDを女性という切り口で詳しく書いているこの本はとても参考になりました。「女性らしさを求められても無理なので、自分らしさで生きよ」とのことです。はい。そうします。「ふつうかADHDか」という考え方で、ふつうを目指そうとしても燃え尽きると書いてありました。こういう時は、リフレーミングと言って、物事に対する枠組みや意味づけを見直す必要があるそう。「普通の人」に無理に合わせていくんじゃなくて、今の自分には何ができるかで考える。そうすることで、自分にもできることがちゃんとあることが見えるようになってくるということですね。

 

あと「いい加減」な生き方を探す、という言葉がとっても気に入りました。無理でも諦めでもなくて、自分にとって「いい加減」。これが出来なかったから、うつ病になったんだなぁということが今ならよく分かります。ADHDの女性、きっと頑張りすぎな人がたくさんいると思います。私は、諦めて腐ってる人よりは、頑張っている人の方が好きだけど、歯を食いしばって毎日を戦っているような生活だと、やはりいつか限界がくると思うので、どこかで自分を赦して「いい加減」を見つけられるといいなぁと思います。自分で自分を褒めることが苦手だった私は、ツイッターやブログで繋がった人たちの「頑張ったね」「すごい!」のおかげで、自分をだんだん「こんなもんか」と認められるようになりました。今朝だって、ゴミを出せただけでめっちゃドヤ顔しましたからね。大事なのは自分にとっての「いい加減」。これからこの言葉たくさん使っていきたいです。

 

女性のADHD (健康ライブラリーイラスト版)

女性のADHD (健康ライブラリーイラスト版)