私の仕事における定番の失敗パターン「先延ばし癖」+「人に頼めない」
最近、気づきました。自分の仕事における定番の失敗パターンに!
- 他部署の人に協力してもらわなきゃいけない今日中仕上げの仕事を任される。
- 頭の中でちょっと考える。「人に頼むのって苦手なんだよなぁ」
- とりあえず、後回しにして、一人でできる別の仕事をやる。
- しばらくして、また思い出す。いつ頃声かけようかなぁ、と頭の中で考える。
- とりあえず、まだ別の仕事。
- しばらくして、また思い出す。さすがにそろそろ行くかと、席を立つ。
- 相手が席にいないので、また後にしようと思い、別の仕事をやる。
- 昼休みに見かけるけど、休み中は悪いしな、と思いスルー。
- 午後にもう一度覗いてみると、別の人と話してるので、後にしようと思う。
- しばらくして、もう一度覗いてみると、打ち合わせで不在。
- ちょっと内心焦り始めるけど、仕方ないので自分の別の仕事をする。
- もう一度覗いてみると、今度は電話中。
- 数分後覗いてみると真剣なモードで別の人と話していて、割り込めない雰囲気。
- 戻って、別の仕事をしているうちに、自分が出席する打ち合わせの時間になる。
- 打ち合わせが長引き焦る。急いで席を訪ねると、鞄を片手に席を立つところ…!
- 「あの…!ちょっとお願いしたいことが…!」
- 「あ〜、ごめん。客先で会議で、今日は戻らないんだけど」
- 「…!!」
わー、このパターン本当に多過ぎ!午前の段階で一言声かけて、空いてる時間を15分でも抑えれば、その後はすぐに自分で進められる仕事だったのに…!結局、できずに上司に謝り、明日まで待ってもらうことに。幸い、今回はギリギリ明日でも間に合うものだったので、なんとかなったけど、このパターンの失敗何度もしています…。できなかった理由を聞かれなくて助かったわ…。
ADHD定番の「先延ばし癖」にプラスして、「人に物事を頼むのが苦手」というのが更に状況を悪化させている気がします。「頼んだら嫌がられないか」「仕事の邪魔にならないか」「忙しそうなのに声をかけていいのか」不安でなかなか取りかかれないです。冷静に考えれば、これは当然仕事なんだから、相手に頼むのは何もおかしなことじゃないし、たぶん、よっぽどの事情でもない限り、その場で手を止めて受け答えしてくれそうなことだったんですが、その場ではこういう冷静な考えになかなかたどり着くことができなかったです。
今回、「自分の失敗パターン」に気づけたのは、ストラテラによる冷静さなのか、認知行動療法の成果による成果なのか、よく分かりませんが、以前は「失敗しちゃった、どうしよう」でパニックになるばかりで、何が原因だったのかなんて考えもしませんでした。わー、自分成長したわー(笑)失敗しないようには、まだなっていないけど、原因に気づいただけでも進歩です。
①人に何かを頼むことは、怖がるべきことじゃない。
②相手の都合の良い時間は、早めに訪ねるほうがいい。
③何度も訪ねるぐらいだったらメール入れておくか、メモを残せばよかった。
このあたりが改善策かな?②と③は、忘れないようにすればできるとして①は訓練がまだまだ必要。今回のは、自分ではできない部分の仕事だったので、絶対に頼まなきゃいけないことは明白なのに、それでも動けなかった。なぜだか、申し訳ないという思いを持ってしまう…。「頼む」と「甘え」は全く違うという話が、少し前にツイッターで上がっていたけど、自分はこの区別が上手くできていないのかもしれません。逆を考えれば、他部署の人が自分のところに相談しに来てくれたら、嫌な気がしないどころか、力になれて嬉しいと思うのになぁ。「人にやってもらう」=「自分がラクをする」と考えてしまい、罪悪感を持ってしまうのかもしれません。
歪んだ認知を、治すのって難しいです…。とりあえず、忘れちゃいけないのは、自分が人に頼めなかったせいで、私に仕事を頼んでいた上司に迷惑がかかってしまったこと。自分が迷惑かもと勝手に決め付けていたものは、おそらく迷惑ではなくて、自分が見越せなかったことで、要らぬ迷惑を発生させてしまった。まあ、上司が「迷惑」と感じるかはちょっと表現が違うかもしれないけど。失敗パターンを見つけたら、あとは繰り返さないようにできる限り気をつけるのみ!落ち着いて、やってみようと思います。