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アラサー女の 成人ADHD記録〜ストラテラ飲んで仕事します〜

アラサー女、成人のADHDだけど、ストラテラの力を借りて、わりと楽しく生きてます。

朝の不機嫌は、あの大女優になりきって乗り切ります。

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転職前、ADHDの疑いで発達障害者支援センターに通い始めた頃、自分でもコントロールが効かなくてどうしようもなかったのが、「朝の機嫌の悪さ」です。

 

社会人ならできて当然の、朝元気よく挨拶というのが私にはどうしてもできませんでした。できない理由を言葉にしようとすると難しいのですが、とにかく「この世の全てが憎くて仕方がない」ぐらいのどうしようもない「怒り」が毎朝ありました。

 

今考えると、それは朝起きた時はまだないので、家を出るまでに色々と思い通りにいかなくて今日も遅刻しそうで、車を飛ばして出勤する。そうすると、他の人は涼しい顔して朝のコーヒーを淹れていたりする。そんな姿と惨めな自分とのギャップ「本当は自分だってそうしたいのに!」という思いが怒りになっていたのかなという気がします。

 

 

 

「おはようございます!」と挨拶されても「…はよ」ぐらいしか返せない。幸い、所属しているのは小さな事業所で同世代の女性ばかりだったので、たまに「毎朝機嫌悪いよねぇ〜」なんて笑われるぐらいで済んでいたけど、普通の会社なら、注意・激怒されても仕方ないぐらいの態度の悪さでした。自覚はしてたけど、当時は自分でもどうしようもなかったのです。

 

そんな時、発達障害者支援センターのスタッフさんから、社会人スキルは、「納得できなくても、そのまま真似てみる」という方法を教わりました。今までは、「だって、元気じゃないから元気に挨拶なんてできない」という自分の理論だったのですが、心を無にして「ただ表面的な真似をする」というやり方に変えてみてはどうかと。最初は、納得ができませんでした。「だって、できないもんはできないし!」と(笑)

 

とりあえず、同僚の「観察」を始めました。私より少しだけ年上の彼女も、駆け込む程ではないけど、わりとギリギリに出勤するタイプ。でも、部屋に入ると、ちゃんと人の顔をみて「おはよう〜」と言い、ごく自然な笑顔。うむむ、どうして朝にそんなに穏やかにいられるのか、全く理解ができない。理解はできないけど…やるしかない!心を無にしてただ、演じるのだ!穏やかな朝を迎えている人間を…!!
その時の脳内イメージは
そう、私は、北島マヤ!千の仮面を持つ女優!!!

「ガラスの仮面」名台詞カルタ CD付き

 

翌日から「お、おはよう〜」と、頑張って演技を続けています。ちなみに、あくまでも演技なので、たまにイントネーションがヘンになったり、噛んだりします。ちっとも北島マヤじゃない(笑)自分としては、だいぶ上手くできてきたつもり。だったのに、それから数年して「むーこさんって、朝弱いですよね〜」「おれも思った、毎朝不機嫌そうだよな〜w」って今の会社で言われました。ええええええ、渾身の演技しててその評価ですとぉぉ!!!????ΣΣ(゚д゚lll) 決して演技には手を抜いていない。それなのに、溢れ出て止められない不機嫌さ。嗚呼、無情。くそう、こいつら、前がどれだけ酷かったか知らねえで…!まあ、でも、飲みの席の笑い話で済む程度には収まっているということで、良しとしましょう…か…。

 

気分の変化が1日のうちで何度もあり、些細なことでテンションが最高点から急降下するのもADHDの特徴の一つと言われています。自分でコントロールするのが難しいですが、放置しておくと、社会人としての信用や人間関係に悪影響を及ぼしそうです。そうなるぐらいだったら、割り切って、上手くできている人の表面だけを真似してみる。こうすることで、「相手に嫌な思いをさせているな」という罪悪感もなくなりました。あ、結果的に演技力が全く足りてはいなかったんですけどね…。感覚の違いで、会社でうまくいっていないなと思う時、突き詰めて対策を考える(この場合だと、朝気分が落ちる原因への対処)のも一案ですが、こんな風に、浅いレベルで対処し、余分なパワーを使わないのも、一手だと思います。

 

どの部分が演技不足なのか、脳内の北島マヤと打ち合わせしなければ…。 

 

自分を「ごきげん」にする方法

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