ADHDの私が自分の生活能力の低さに気づいたタイミングは親元を離れた時でした
ADHDの人が自分の生活能力の低さに気づくタイミングって、「一人暮らしを始めた時」もしくは「結婚した時」が多いのでしょうか。元同僚の女性で、ずっと実家暮らしで家事をしたことがなかったという人もいましたが、結婚後にちゃんと慣れでできるようになっていたので、やはりADHDのそれとは何かが違うんでしょうね。
私は、自分がそうだったからか、片付けや掃除というものは、こどもはできないもので、大人になると自然とできるものだと思い込んでいました。でも、妹を様子を見たり、他の人の昔話を聞く限りだと、できる人は小さな頃からそれなりにできるんですね…。そして自分は、大人になってもできなかった。幼児期ですでにADHDの診断を受けている子は小さい頃から練習すれば片付けってできるようになるのかしら…?
さて、ADHDが一人暮らし、あるいは、結婚まで生活能力が極端に低いことに気づかない理由ですが、多くの場合は、親など生活を共にしている人がカバーしてくれていたところにあると思います。私の場合で言うと…
- 起床→目覚ましかけるも止めて寝てしまい、父に起こしてもらってた
- 食事→早く帰ってきた人がつくる制度だけど、さぼる人が多くてほとんど父
- 食器洗い→父
- 洗濯→ほぼ父 取り込みは早く帰ってきた人、たたむのは父、たまに各自でやる
- 掃除→ほぼ父 洗面所やトイレはなぜか母 子供部屋は各自
- ゴミ捨て→父
- 日用品の買い物→父
なんか、お父さん、今までごめんなさい&ありがとう。
ここまで任せっきりだとは思ってなかったです。ちなみに、我が家は母がADHDタイプです。共働きでどちらかといえば母の方が忙しい仕事なので、こういう分担になっているというのもありますが、おそらくは、母と娘に任せとくといつまでたってもやらないから、父が自分でやったほうが早いと思ってやるようになったんだと思います。
いや、しかし、ADHD母とADHD娘の元に、神様から遣わされたような素晴らしい男性ですよ、我が父は(笑)よくこれで、怒らないもんだ。我が家の場合は、極端に父が多いですが、親がやってくれていたから、自分ができないことに気づく機会が遅くなったというのは多いことだと思います。
そうなると、ADHDを持った人(独身の場合)が今後、家事に立ち向かうには、我が父のような理解あるパートナーを手にいれるか、自分で泣く思いをしながら頑張るか…。でも、ADHDにとっての苦手分野って、時間をかけたってできないものはできないですからね…。こういう時によく、ADHD関連本(特にアメリカの翻訳物)には、お手伝いさんを雇いましょう、とかって載っているじゃないですか。いつもは、「はっ、んなアメリカンなw」って思うところを、試しに調べてみたら、結構アリかも?と思う程度の金額でやってくれるところがあるんですね、最近は。家事代行サービスというものです。ザッと調べた中だとここが一番安そうです。
しかし、東京近辺のみ(涙)私の住んで居る地域は含まれてない。
あとは、関西も含む大手だとこことか。
日本でもいつの間にか、けっこうこういうサービスが増えてきているんですね。
知らなかったー!1時間あたり2千円台〜。できないことに悩んで悩んで、自己否定の悪循環になることを考えたら、安いのかも?でも、人に片付けてもらっても、すぐに散らかしてしまうのは目に見えてるしなぁ…。あ、だから定期便?ADHDは上客になるのか?私の今の収入だとちょっと厳しいけど、経済的に余裕のある方で、片付けできない方は、ご検討いかがでしょう!?とにかく今回の記事で、私は父に感謝してもしたりないということを改めて自覚したので、もっと優しく接します。父ちゃんありがとー!
↓ とりあえず、このポーズはやってもらいたいよね ↓
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