アラサー女の 成人ADHD記録〜ストラテラ飲んで仕事します〜

アラサー女、成人のADHDだけど、ストラテラの力を借りて、わりと楽しく生きてます。

ADHDに薬よりも効果があると思うもの。ゆっくり休んだ経験を通して思うこと。

もうすぐ、うつ病の休職から、復帰して元いた職場に戻ります。
戻りたいような、労働したくないような(笑)当初の、罪悪感で「戻らなければならない」という思考はもうないので、通常の「働く感覚」ってこんなもんかなぁと思っています。週休7日から一気に週休2日。しっかり起きていられるのかちょっと不安です。

 

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さて、うつ病の診断と同時にADHDの診断も受けたので、自分がADHDであると確実な自覚を得てからは初めての就業になります。自分の不注意にストラテラがどれくらい効果を発揮するのか、興味津々です。

 

私はこの休職期間中に、薬よりADHDに効果があるものに気づきました。これは、間違いないと確信しています。それは何かというと、生活の「余裕」です。

 

 例えば、十分な睡眠時間、自分が疲れていないか自分の体に聞く時間、ゆっくりお茶を飲む時間、頭の中の気になることを書き出して整理する時間、他の人の言動をゆっくり観察する時間、本や映画から何かを学ぶ時間、体に良いものを食べる時間、自分の体をメンテナンスする時間、自分の心にご褒美をあげる時間。

これが、今までの生活に存在していなかったんだなぁと改めて気づきました。

 

今までは、とにかく周囲に置いて行かれないように、自分のダメなところに気づかれないように。常に気を張りっぱなしで、ピリピリしていました。今回思い切って長期間休んだことで、休むって意味があることなんだと思いました。今までは、なぜだか休みは自分には許されてないものだと思い込んでいたので。

 

自分が今、これだけ動けるのも、ストラテラの力もあるかもしれないけど、「余裕」を手に入れたというのがとても大きい気がします。今回の休みの間に、今までできなかったことで、できるようになったことがたくさんありました。

 

ゴミ出し、こまめな掃除、適切な頻度での洗濯、毎日の洗い物、振込や発送物を期限までに済ます、お金の節約などなど。「これに気をつけよう」と意識して、ちゃんと気をつけることができる。これには、落ち着いていられる環境ができたことが大きい気がします。以前は、常に「あわわわ、どうしよう…!間に合わない」と何かに追い立てられていたので。

 

復職しても、自分がちゃんと生活できるペースをなるべく崩さずに行きたいと思います。簡単にできたら苦労はないんだけど…どうなるかな。自分は人より生活全般に関して、効率が悪くて、時間がかかる。これを自分でわかったことが今回の休職の大きな収穫でした。

 

図解 やさしくわかるうつ病からの職場復帰―復職を成功させるポイント

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