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アラサー女の 成人ADHD記録〜ストラテラ飲んで仕事します〜

アラサー女、成人のADHDだけど、ストラテラの力を借りて、わりと楽しく生きてます。

【関連書籍】書き込めば自分が分かる!「実践 発達障害を乗りこえる 自分らしさを見つけて育むワークノート」

ADHD-書籍

ADHDのちゃんとした診断を受けてから買った本の1冊で、私にはとても良かったんだけど、世間の評価はあんまり(?)なのかもしれない本がこちらです。
ただの、知識本じゃなくて、ワークノートなのがポイント!

実践 発達障害を乗りこえる 自分らしさを見つけて育むワークノート

実践 発達障害を乗りこえる 自分らしさを見つけて育むワークノート

 

たしか、うつ病とADHDのダブル診断受けてから、そんなに経ってない頃、ふらふらと行った本屋で偶然手に取り、手持ち金が少ないけど、直感的に良さそうな気がして購入しました。裏表紙の帯にね「不安は9割なくせる!」って書いてあるんですよ。「マジかっ!?」と思ってご購入です(本のタイトルや帯と脳内で会話するタイプの人間)。

 

おすすめしたい人は、

  • 発達障害を疑っているけど、診断を受けるべきか迷っている人
  • 診断を受けたけど、毎日生きづらくて仕方ない人

かな。なぜかというと、発達障害に関する詳しい説明より、
自分の特性を知る、そして、それを良い方向へ考える為のサポートをする為の本だからです。

 

 

前半は自分の発達障害傾向の特徴を知るという内容。

2012年に文部科学省が全国の小中学校に在籍する発達障害の可能性のある児童生徒について調査(※参照)した際の、人の能力を9つに分類した調査と同じ分け方をして、具体的に自分の能力はどこが高いのか、低いのかを書き込みながら見ていきます。

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/tokubetu/material/__icsFiles/afieldfile/2012/12/10/1328729_01.pdf

  1. 「聞く力」
  2. 「話す力」
  3. 「読む力」
  4. 「書く力」
  5. 「計算する力」
  6. 「推論する力」
  7. 「不注意性」
  8. 「多動性-衝動性」
  9. 「対人関係の弱さやこだわり」 

 

参考までにこんな感じです。

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このページは、学習に関する能力について。こうやって見てみると、私の場合は、「読み」「書き」は得意だけど、「聞く」「話す」「計算」「推論」は、ガクーンと下がることがわかります。残念っ!次のページで「不注意」と「多動性-衝動性」を調べると、「不注意」は、満点取る気かよ…!みたいな高得点ですが、「多動性」にはほとんどポイントが入らない、やっぱり不注意優勢型なんだなということがわかります。
そして、それらをグラフにすると、人の能力として見たときの自分がこんな感じになるわけです ↓ 

 

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ちょっwwwww 不注意が想定の枠をはみ出てるwww ひどいwwwwww
いやぁ、良い感じに凸凹ですなぁ(しみじみ…)。

 

で、中盤は、自分の凹凸がわかったところで、それをどう伸ばしていくか、カバーしていくかという紹介です。この本は基本的には凸を伸ばそうという方針です。これはとてもいいなと、思っていて、凸を伸ばすのは自分の考え方次第、だけど、凹を治すのには薬の力を借りる、いろんな技を身につけるということだと自分は捉えています。

 

最終的にこの本では、発達障害の当事者や、グレーゾーンで生きにくい人たちに「自己肯定感」を持とうよ、という流れになっています。「自己肯定感」よく聞くけどなかなか身につけるのは難しい…。けど、確かにこれを自分が持たないことには、周囲の理解やチャンスがあったって、空振りになっちゃいますもんね。

 

後半のワークシート(書き込み部分)は、その自己肯定感を育てる為の内容です。

こんな感じ ↓ ※字が汚くてすいません、隠してる部分は仕事に関するワードです。

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書き込むのって、面倒に感じるかもしれないけど、本当に大事だなと思いました。
うつ病の認知行動療法もそうだけど、本を読んでいて「わかった気になっちゃう」のが一番怖いし、もったいない。こうやって書くことで、簡単そうに見えていた問いも「ん?」って、引っ掛かりを感じることがあります。たぶんそこが自分がうまく整理できていない部分です。本はたくさん読んだけど、という方も、書き込み式は試してみる価値あるかもしれませんよ。

 

この本の最後は、大人なら避けて通れない問題、「仕事」について扱っていて
「仕事は能力から選ぶと成功する」と書いています。そう、同じ発達障害でも「書く」能力が強みの人と「聞く」能力が強みの人では、適職も違うんです。確かに!そうすると、「ADHDに適した仕事・職業って何?」ってのが、「日本人に適した職業って何?」って程に意味のない質問に見えてきますね。つまり、自分が「これが自分の能力だ」というものを自覚しない限りは、他の人に分かるわけないと。これは、当事者同士の意見交換で陥りがちな穴かもしれませんね。障害名は同じだけど、能力は違うということを今一度認識しなくてはいけません。

 

発達障害はこの能力が欠けているから「障害」というのではなくて、発達の程度に凹凸があるから(+それにより生きづらさを感じてる)「障害」です。これをうっかり忘れると、ついつい「あの人にできないことが自分にはできるから、自分のは障害じゃなくてただの甘えかも」「これができるんだから、あの人が発達障害を名乗るのは違うんじゃないの?」という変な凹凸謙虚や、凹凸自慢になりがちです。自分も含め、気をつけなくてはですね。

 

Amazonのレビューはわりと不評だけど、私は個人的に気に入っています。簡単に書いてあるってことは、「自分を知る」というとても難しいことを、分かりやすく簡潔に書いてあるってことで、すごいことだと思うけどなぁ。

 

実践 発達障害を乗りこえる 自分らしさを見つけて育むワークノート

実践 発達障害を乗りこえる 自分らしさを見つけて育むワークノート

 

 

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