アラサー女の 成人ADHD記録〜ストラテラ飲んで仕事します〜

アラサー女、成人のADHDだけど、ストラテラの力を借りて、わりと楽しく生きてます。

カクテルパーティー効果が何かもわからないし、そもそもカクテルパーティーに行ったことがない

 カクテルパーティー効果って、ご存知ですか?

Wikipediaによると…

カクテルパーティーのように、たくさんの人がそれぞれに雑談しているなかでも、自分が興味のある人の会話、自分の名前などは、自然と聞き取ることができる。このように、人間は処理して必要な情報だけを再構築していると考えられる。カクテルパーティー効果 - Wikipedia

なんの前置きもなく「カクテルパーティーのように…」って始めてるけど、そんな場所にお呼ばれしたこと、私は人生で一度もない。しかし、きっと、行ったことがないのは私だけで、世の人は月に2、3回は行くポピュラーな催しなんだな、きっと…。

 

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ようは、そんなカクテルパーティーのような、人や音楽でワイワイガヤガヤしている場所でも、自分が興味のある人の声や、自分の名前が呼ばれたときには自然と聞き取ることができる能力が人にはあるよね、って話です。ADHDの人の中にはこの効果をまったく感じられない人もいるそうで、関連本を読むとたまに出くわすワードですね。

 

 

私、今回ちゃんと調べるまでこの言葉を誤解していたかもしれません。私は音が多い場所が苦手で、ガヤガヤしてると脳が情報処理しきれずにボーッとしてしまい、目の前の人の話を理解するのがとても苦手なのですが、「自分の名前が遠くで呼ばれて気づく」←これはできます。むしろ、よく気づくほうかも。(常にビビってるからかも)

 

今まで、「あー、私もカクテルパーティー効果実感したことないわ」と思い込んでいたのですが、違うのかな?私の場合は、ただの「目の前に集中できない」というだけかもしれないです。まあ、現象の名前がどうであれ、困っている(というか人を困らせている)出来事は変わらないのですが。

 

例えば、ミスをして上司に注意されているとき、遠くの方で「これは◯◯部の仕事がさ〜」と、自分の部署の名前が挙がると、ついバッとそちらを見てしまって、「おい、ちゃんと聞いているのか!」って怒られます。もちろん、全く頭には入っていない。(けど、長年の研究の成果で「聞いてるフリはうまくなってる」)

 

カクテルパーティー効果は心理学用語「選択的注意」の代表例とされています。自分の場合は、「いらない情報を自然にシャットアウト」するのは苦手だけど「必要な情報を拾う」ほうはできるのかもしれません。

 

ガヤガヤしたところで話を聞くことが苦手な私の対処法としては、

  1. 選ぶことが可能なら静かそうな店や席を選ぶ

  2. 視覚に余計なものがはいらない向きの席に座る(壁側を向く)

  3. 聞き取れなくても雰囲気で乗り切る

2.は視覚刺激を避けるためですね。店内や外が見渡せる席だと、ついつい店員さんの動きを目で追ったり、他の人の行動が気になったりしてしまうのです。ちなみに、照明が暗い店も、目に入るものが少ないのでわりと有効です。
3.は、「え?ごめん、聞き取りづらくて(笑)」が2回以上は言えない小心者の逃げです。仕事の後など、疲れている時はいつもの3割り増しで集中できないですね。

 

もしこの先カクテルパーティーに行かれる方いらっしゃいましたら、このドレスをオススメしておきますね。

 

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