アラサー女の 成人ADHD記録〜ストラテラ飲んで仕事します〜

アラサー女、成人のADHDだけど、ストラテラの力を借りて、わりと楽しく生きてます。

ADHDに出会う  ーテレビの中に私と同じ人がいる!ー 

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社会人になって、たしか4年目ぐらいの時です。

夜、家でテレビを見ていたら、偶然 “片付けられない女” という言葉が

耳に飛び込んできました。そこからはもう、釘付けで画面を見っぱなしでした。

某バラエティ番組のその週の特集がたまたま「片付けられない女特集」だったのです。

「自分だ…自分と同じ人がいる」そう思いました。

もしかしたら、自分もADHDなのか?と、この時初めて疑いました。

翌日、早速図書館に行って見つけたのが

司馬理英子さんの『のび太・ジャイアン症候群』

 サリ・ソルデンさんの『片づけられない女たち』です。

 

 

そうか、ADHDにも、タイプがあって、教室を歩き回ったり乱暴なことをする

(ジャイアンタイプ)だけじゃないんだ。もしかしたら自分はのび太タイプかもと

思いました。そして何より、自分の人生を大きく変えたと言える運命の出会いが、

『片づけられない女たち』です。読んで、最初の数ページでボロボロ泣きました。

「そうなんだよ、わざとやってるわけじゃないのに、頑張ってるのに

どうしても失敗しちゃうんだよね」本の中に出てくるADHDの女性たちに自分を重ねて

悲しいのと、気持ちを代弁してもらって嬉しいのとで泣きに泣きました。

 

それから数ヶ月は、たしか、何も変化がなかったと思います。

仕事が忙しかったのと、まず自分の中で整理する時間が欲しかったのと。

ちょっとずつADHDについてサイトで検索したりして、知識を付けていくように

なりました。いつものように、汚い部屋の中でネットサーフィンをしてる

ある日、「発達障害者支援センター」の存在を知りました。

“障害者”というワードが見慣れなくて「え?自分が障害者になっちゃうの?」と、

戸惑う気持ちが半分と、ここに助けを求めれば何かが変わるかもしれない、という

思いがまさに50%50%でした。

 

ずいぶん悩みました。何度もシミレーションしてみては、うまく言えそうにない、

こんな程度で電話したら自意識過剰だと言われるんじゃないかと考えてしまい、

番号を押そうとしては止めて、ということが何日も続きました。

けど、とある日、また仕事で失敗をしてしまい、その時に

「こんな人生もう嫌だ、誰でも、何でもいいから助けてほしい」と思い、

その勢いのまま泣きながら電話しました。

こうして、人生で初の「発達障害者支援センター」へ行くことになりました。

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